島根県商工会青年部連合会

令和7年度 商工会ビジョン2025勉強会

令和7年5月21日、「サンラポーむらくも」にて島根県青連役員・島根県女性連役員による『合同勉強会』を開催しました。
県青連と県女性連の合同勉強会は今回が初めての開催となります。

勉強会の冒頭では、アイスブレイクとして自己紹介を実施しました。
テーマは「①学生時代の部活や習い事」「②私のストレス解消法」の2つ。
特に学生時代の部活動についての話題は盛り上がり、緊張もほぐれて和やかな雰囲気の中、勉強会がスタートしました。

今回の勉強会では、『商工会ビジョン2025』をテーマに、島根県商工会連合会の藤田課長より、現状から今後5年を見据えた青年部・女性部の役割について丁寧にご説明いただきました。

商工会ビジョン2025について

島根県商工会連合会と県内21の商工会は、令和2年に「商工会ビジョン2020」を策定し、

  1. 企業の持続的発展支援への重点化
  2. 地域課題解決への取組推進
  3. 会員が主役の商工会活動

という3つの柱のもと、さまざまな取り組みを進めてきました。

しかしその後、コロナ禍による経済停滞、物価高騰、デジタル化の進展、制度改革(インボイス制度など)、消費者ニーズの変化など、企業を取り巻く環境が大きく変化しました。
こうした変化への対応が求められたため、令和5年度には実態調査やアンケート、商工会長・職員との意見交換を通して現状を分析し、新たな課題を明確化しました。

その結果、変化に柔軟に対応できる体制づくりの重要性が再認識され、今年度、新たに「商工会ビジョン2025」が策定されました。

このビジョンでは、
『企業を元気にし、地域を守り、地域の未来をつくるために、「会員・役員・職員の3つの力」をひとつにして活動する拠点となる』
ことを基本方針とし、以下の3つの柱を掲げています。

  1. 企業の持続的発展への取り組み強化
  2. 地域課題解決への取り組み強化
  3. 組織基盤の強化

この方針に基づき、県内商工会が一体となって、企業と地域の持続的な成長を目指して活動を進めていきます。

その後のグループワークでは、4つのグループに分かれて「親会との連携強化」をテーマに意見交換を行いました。
柔らかい雰囲気の中、各グループとも活発な議論が展開されました。

最後には、各グループから出た意見を発表。
中でも多く挙がったのは、**「親会・青年部・女性部の交流の場が少ない」**という意見でした。
「お互いの活動をもっと共有する機会がほしい」との声が多く聞かれました。

今回の県青連・県女性連の合同勉強会をきっかけに、県内の親会・青年部・女性部のつながりがもっと深まり、商工会の活動がさらに盛り上がっていけるよう、県青連としても積極的に取り組んでいきたいと思います。

今回の合同勉強会は、県青連役員にとっても多くの学びがあり、有意義な時間になりました。
ご参加いただいた県女性連の皆さま、そして勉強会の準備をしてくださった事務局の皆さま、本当にありがとうございました。