島根県商工会青年部連合会

会長就任

4/29に開催された島根県商工会青年部連合会・通常総会において、2023・2024年度、会長に選任されました邑南町商工会青年部の小泉篤(こいずみあつし)と申します。

前期は県青連の理事として2年間勤めてまいりましたが、三澤直前会長から「次期会長を任せる」と言って頂き「よーし!」という気持ちと同時に大きな不安も抱きました。
ただ単会の仲間、ブロックの仲間、県内の仲間、そして共に県連役員をしていた仲間からの「任せた!頑張れ!」の言葉に大きな勇気を頂き、不安はあれど迷いなく正々堂々と会長としての立場でやっていこうと意気込んでいるところです。
また中国・四国ブロック連絡協議会での通常総会も終え、中四国ブロック長にも就任致しました。
つまりは全国商工青年部連合会・副会長も同時に受けさせて頂く運びとなりました。
邑南町商工会青年部から一気に全国の舞台にて商工会青年部の未来を粉骨砕身創り上げていきたいと思っています。
どうか皆様お力添えを宜しくお願い致します。

さて、ここで私自身の自己紹介も兼ねて商工会青年部でのことを書かせて頂きたいと思います。
私は昭和60年生まれの現在37歳です。地元矢上高校を卒業後、京都にある建築の専門学校に進学しました。
4年間学生生活を過ごし、その後京都にあるハウスメーカーに勤めました。それから紆余曲折あり、2015年4月に京都からUターンしてきました。
私自身「田舎よりも都会が良い」という考えを持っていたので気持ち的にはまだまだこれから都会に出て頑張るんだ!という気持ちを当時は持っていました。
そんな折、地元の草野球チームに入って野球をしていたときに地元の青年部の先輩があまりにも偉そうにしゃべっているのを聞いて、思わずその先輩に「夢とかあるんですか?」と聞いてしまいました。そうするとその先輩が夢を語ってくれました。
「この人熱-----!!!」と思ったので、そんな先輩が入ってる商工会青年部なら入ってみたい。ということで自分から商工会青年部に入らせてくれと会社にお願いして入部したのが私の商工会青年部の始まりとなりました。

ちなみにそれまでは地元商工会青年部のイメージは「経営者の集まりで偉そうな人たちの集まり」くらいでした。
同級生も何名か入っていましたが地元に巻かれて大変そうだなぁと思っていたくらいです。
そんな私も青年部に入り、入った以上は誰よりも学んでやろうという気持ちで色々な事に参加しました。
自分に出来ることはなんだろうということで祭りでのPRでインスタグラムやフェイスブックページを作って発信する役をしたり、副部長もさせて頂いたり多くの事を学ばせて頂きました。
入部した当時、単会の先輩が県連の副会長をされていたこともあり県連のリーダー研修会や県大会、中四国大会、全国大会にも参加しました。
青年部活動は参加すればするほど学びも多く、また人と人との繋がりも大きくなっていき、やりがいや面白みを感じるようになっていきました。
そしてそれと同時に島根県が抱える商工会青年部員の減少やコロナ禍での活動の自粛など大きな危機感も感じるようになっていました。

私自身やることなすこと「オーディエンスよりもプレイヤーがいい」という想いも持っていたのでその問題へのチャレンジ、未来に向けて明るい島根の商工会を作るべきだと感じて県青連役員を2年前に受けさせて頂きました。そしてこうやって会長ブログを書かせて頂くような立場に押し上げて頂きました。

私はこれからの2年間、県青連のテーマとして「Team Shimane」というものを掲げました。
Team(チーム)とは強みを生かしながら、また弱みを補い合いながら目標達成や課題解決のための組織の事を言います。
島根県内21単会438名の仲間がいます。その一人ひとり全員がチームとなってこれからの島根の未来を創っていく必要があると感じています。
「島根の未来」それすなわち部員増強・青年部員活動のアクティブ化だと思っています。
人口減少に伴う若手の減少はある種の自然現象ですのでそれは仕方ない。ただ仕方ないということで諦めてしまうことは商工会地域の未来がなくなっていく、言い方は極端かもしれませんが「終わりの始まり」な気がしています。
だからこそ部員増強に力を入れていきたい。
青年部宣言に「われわれだけでなく次世代の人々の為にも、継続的な運動を推し進める」とあります。
自分達のことだけを考えれば青年部は45歳で卒業でそれまで耐えればあとは後輩が何とかしてくれる。なんて考えを持っていたら商工会地域の未来はありません。
商工会地域から事業所がなくなることはあり得ませんが、商工会に新たに入る新規事業者がいないということは地域のサービスや充実感が少ない。地域に住む人たちにとっての選択肢が少ないことは「住みにくい町」になってしまう。
また地元の祭りやイベントを盛り上げてくれる商工会青年部がいなくなれば地域の子供たちの思い出を作る場がなくなってしまう。
そんな悪循環が島根県の経済がどんどん悪くなるかもしれない。
それではいけないというのが私が持っている危機感です。

ただそれでもただ部員を増やせばいいというわけではないと思っています。
商工会青年部活動を活発に活動する部員が増えることも大切なことだと思っています。
アクティブな商工会青年部であることがこれからの商工会青年部を創っていくと思っています。

その為の「Team Shimane」です。
島根県内各単会、それぞれの考えでそれぞれのやり方でやり方は異なれど向かっていく未来は同じ方向を向いている。そんな島根県の商工会青年部でありたいと思いますしそんな島根県商工会青年部を目指していきたいと思っています。
また事務局さんの力なくしてこの「Team Shimane」もあり得ません。事務局さんの日々の業務の中での青年部担当というのも大変だと思いますが是非とも事務局さんのお力添えも頂きながら島根県の青年部を盛り上げていければと思います。

少し硬い感じで書きましたが、なによりも私はシンプルに「楽しいこと、笑顔でいられること」が大好きです。
県の会長としては足りない部分もたくさんあるかと思います。皆さんにご迷惑をお掛けすることも出てくるかもしれません。
それでも部員の皆さんと共に頑張りたいと思っています。冒頭にも書きましたが皆さんの力を是非貸して頂きたいです!
皆さんの声をしっかりと私まで届けてください!全力で2年間駆け抜けていく所存ですのでどうか宜しくお願い致します。

また定期的に私のブログも更新していきたいと思いますのでこちらも併せて宜しくお願い致します。

 

自己紹介
小泉 篤 (こいずみあつし) 石見工業株式会社 常務・(有)はらやま 作業員  邑南町商工会青年部所属
昭和60年10月9日生まれ 邑南町矢上出身
地元矢上高校卒業 京都建築技術専門学校(現:京都建築大学校)卒業
京都のハウスメーカーに就職 現場監督として約4年間従事 2015年4月石見工業株式会社入社
資格:1級建築施工管理技士・2級建築士・宅地建物取引士
趣味:ラジオ(オールナイトニッポンリスナ―)、野球(石見クラブ・プレイングマネージャー)、ゴルフ(avg.105 best93)
音楽:ハイスタ大好き、パンクバンド好き 音楽好き
youtube:おおなんオールナイト 毎週火曜日22:00~23:00