島根県商工会青年部連合会

県青連主催:1day研修会・役員会 開催

2月23日(金)に県青連主催の1day研修会を開催させて頂きました!
今回初めて「1day」研修会と銘打って開催した研修会はこの数年では初めての試みでした。
県青連では毎年研修会を開催していますが「島根県」と共催での人権同和問題研修会、県青連としての人材育成研修会、リーダー研修会、IT研修会等の研修があります。例年この研修を2回に分けて開催したり、同友会と共催したり毎年様々な趣向を凝らして、県内の部員さんに少しでも得るものを持って帰って頂きたいという気持ちで開催しています。
そんな中で今年度は研修委員長・山本副会長を筆頭に研修委員会で検討を重ね、2回に渡って研修会に参加される部員さんや役員さんの負担軽減などを考慮して1日にまとめて研修会を行う「1day研修会」として開催することにしました。
内容も研修委員会で試行錯誤を重ね、どうしたら聞きやすい研修になるか、参加しやすい研修になるか、学びの多い研修になるか、部員の皆さんの為に多くの時間と労力を使って頂き検討して頂きました。正直私自身はそこに関与しておりません。全幅の信頼を寄せている委員会メンバーにすべてを委ねておりました。
当然ながら朝から夕方まで研修をする体力的負担はありましたが、結果的に50名近い部員さんに参加頂き無事に開催することが出来ました。
私自身も一参加者としてしっかりと研修に参加させて頂きました。

1部、2部、3部と3部構成で開催しました。
1部は人権同和問題研修ということで日本貿易振興機構(ジェトロ)の海外調査部 国際経済課 課長代理 森詩織様をお招きしての「海外の人権デューデリジェンス法制化対応と日本企業の対応」という演題で研修して頂きました。
演題だけではあまり関係ない話なのかなと思ってしまいましたが内容を聞くと決して他人事ではなく非常に身近で、またこれからの経営にとって不可欠な認識であるなと感じました。海外研修制度を利用した外国人雇用をしている事業所や海外から輸入した原材料を使っている方などから多くの質問や意見が出ておりとても学びの深い時間となりました。

2部は人材育成研修ということで広島県商工会青年部・佐伯商工会青年部の狭間勇也さんに講演をして頂きました。
狭間さんは今年度の主張発表大会で中四国ブロック代表として発表を行い優良賞を獲得されました。
これは研修委員会で検討している際に、中四国ブロック大会での優勝者のリアルな話が聞きたい、部員さんからの話が刺激が多くて良いのではないかという意見があがっており、それで中四国ブロック大会の優勝の副賞として「島根県での人材育成研修会での講師」ということにしており、この度実現したということになりました。

狭間さんもとても緊張した様子でスタートしましたが参加部員さんから今回の研修会で最も満足度の高い研修となりました。
途中で広島県青連・滝原会長からも広島での主張発表大会のレベルが高いということでその理由やなぜそこまで高い熱を持っているのかという説明もしていただきこの話もとても学びがありました。

狭間さんからは主張発表大会での内容やその時の心情などリアルな話をして頂きました。
また全国大会へ参加するまでの準備やサポートしてもらった話等、素晴らしい話をたくさん聞くことが出来ました。
参加した部員さんの中には次回の主張発表大会で発表したいという方がいたり、ブロックに持ち帰りたいという意見が出たりとても有意義な時間になりました。滝原会長、狭間さん、ありがとうございました。


そして3部はリーダー研修会として「SWOT分析」か使ったグループディスカッションを行いました。
自社の強み、弱み、機会、脅威などを分析を行い、それを元に各グループで様々な例を持って強みや弱みなどを洗い出して考えるという研修でトレーニングを行いました。グループごとに笑いあり、悩みあり、様々な議論を行い部員さん同士の交流もでき充実した時間となりました。
単会や事業所に持って帰って頂き様々に生かしてもらえればと思います。

その後の交流会ではまた一段と交流が出来ました。
またその交流会の中で是非!!!!!!ということでこの度の能登半島地震で被害に遭われた石川県商工会青年部さんへということで急遽寄付も行い43,500円集まり寄付させて頂きました。このような場で部員さんから出てきた声でもあったのでとてもうれしく感動してしまいました。ありがとうございました。
最後の最後までしっかり交流することが出来ました。


そして県青連役員さんは24日(土)の9時に集合して役員会を行いました。
県青連役員さんは本当に大変だったと思いますがみっちりきっちり時間いっぱい議論をさせて頂きました。
これからの県青連を想い、来年度に向けた議論を重ねました。
正直しんどかったですが、とても良い疲労感ですね。

普段から県青連事業はなかなか部員さんには届かないところもありますが、多くの事を議論していく上でのベースにあるのは部員さんが如何に今より良くなるような事が出来るか、商工会青年部に所属していてよかったと思ってもらえるか、商工会青年部の未来を良くしていけるかがあります。
現体制での残り任期も折り返し地点にありますが、次にバトンを繋いでいけるように全力で駆け抜けていきたいと思います。