島根県商工会青年部連合会

令和7年度青年部1Day研修会

令和7年2月7日

松江市の島根県商工会館にて令和7年度1Day研修会が開催されました。

島根県の商工会青年部員を対象に
自身や社員の能力向上を目的とした「人材育成研修」
経営者や次世代の商工会の中枢を担うリーダーシップを育む「リーダー研修」
そして、島根県との共同で行われる「人権研修」

以上、3つの研修会(1講座90分)を1日に詰め込み学習する
参加者にとってなかなかにハードな勉強会となったかもしれません。

第1部:人権研修会「障がい者雇用について我々ができること」
「松江障害者就業・生活支援センターぷらす」岡田真司 様

障がい者雇用に関して、障害者雇用促進法の制定された経緯と必要性
そして障がい者雇用をするために相談できる場所、雇用におけるメリットなどを学びました。
経営者のひとりとして、ハンデを抱える人との共生社会を目指す責任。
そして共生における障壁を解消することは障がい者雇用を行なっていない会社においても
ハラスメント防止、社内コミュニケーションの向上にもつながる研修となりました。
筆者は理学療法士であり、障がい者施設でも仕事をしている関係上
1人でも多く障がい者雇用について理解を深める経営者が増えることを願います。

第2部:人材育成研修「自社/商品をアピールするためのプレゼンスキルアップ」
「アニバーサリーボイス」東大悟 様

「プレゼンテーション」をしたことがあるでしょうか?
自社の商品やサービスを他社(他者)に買ってもらえなければ
営利企業は存在を継続することはできない。これは自明の理です。
そのために必要なプレゼンテーションについて、
私を含む多くの人は本当の意味で理解していたでしょうか?
否。
「何気なく」挨拶を交わした。
「何気なく」名刺を交換した。
「何気なく」
この「何気なく」していたこと1つ1つを深掘りしていくことで
プレゼンテーションの「準備」をすることができる。
本来であれば2時間を複数回かけて講座を行うところ
90分でできる限りを伝えていただきました。

第3部:リーダー研修会「地域創生活動について」
広島県大崎上島町商工会青年部 取釜宏行 様

皆様の地域の学校は
統廃合の危機にあっていますか?
今回リーダー研修会の講師としてお呼びした
取釜様を最初に知ったのは
昨年9月に山口県で行われた商工会青年部中国四国大会の
主張発表の場でした。
その時の主張発表で感じたことは決して他人事ではないこと。
島根県はこの主張の最前線を進んでいることでした。
その主張とは冒頭で質問をした「統廃合」に関してです。
なぜ、若者は都会に出てしまうのか?
町に魅力がないのか?町に仕事がないのか?

そのクエスチョンへのひとつの解答が取釜様の活動でした。
例のひとつが「島の仕事図鑑」です。
島の基幹産業から町の〇〇屋さん、団体職員や公務員に至るまで
様々な町の仕事を高校生自体が取材し、図鑑を作成する。
大人が作り配るのではなく、
子供が自発的に魅力を探し、UターンやIターンとして町で働く大人と交流する。
これが廃校寸前の高校を県内屈指の進学校へと復活させた要因だと感じました。

人口減少とともに商工会の会員数の減少が緊急の課題である今、
若者が帰ってくる町にするために。
町で経営者になる青年を増やすために。
結果が出るのは10年後かもしれませんが、
我々のひとりひとりができることを語ることができた講習でした。
私事ですが筆者は4月より地元中学校の学校運営協議会に加入し、
学生さんに進路やキャリア教育などをさせていただく立場になりました。
この一歩が10年後、地元と地元単会の発展になるか答え合わせをしたいと思います。

さて、長文にはなりましたがいかがだったでしょうか?
人はなんのために学ぶのでしょうか?
持論ですが学びとは人生を彩るものだと考えています。

1日を消費して90分3つの講座を受けること。
半端なことではありません。

それでも学ぶ価値があるのは
それでも学びの場を作る価値があるのは

それが皆様の地域、会社、福祉、家族そして人生を豊かに彩ることができると信じているからです。

遠方よりご参加いただいた方、
時間を作ってきていただいた方、
ご参加いただき本当にありがとうございます。

これが皆様の人生の彩りに少しでもなれたら
県青連役員としてこれほど嬉しいことはありません。

来年度もさらに価値ある勉強会を企画して参りますので
1人でも多くのご参加をお願い申し上げます。

 

島根県青連 副会長
研修委員会 委員長
荒木直人