島根県商工会青年部連合会

令和7年度 島根県青連 1day研修会 第1部 人材育成研修会

1Day研修会 第1部 
人材育成研修会 「私にとって必要不可欠な青年部活動」~無限に広がる仲間~ 講師:徳島県吉野川市商工会青年部 浦野博史

昨年と同様に主張発表者をお招きし、ファシリテーターの私と対談形式で、参加された青年部員を交えた研修をさせていただきました。

人材育成研修会では現・研修委員会が最も大事にし、そして出場青年部員の資質を高めてきた主張発表をテーマとしました。主張発表への意義や想いを改めて見直し、商工会員としての意識を高めることを目的としました。

今回講師として迎えた主張発表者は、令和6年度中国・四国ブロック大会に徳島県代表として出場された吉野川市商工会青年部、浦野博史さん。
講師の選定には、令和6年度の中国・四国ブロック大会、全国大会に出場された主張発表者の中から島根県青連の研修委員会により、「我々青年部が普段の活動をしていく中で『響く、心に刺さる』という部分をキーワード」にした結果、浦野さんを選ばせていただきました。それは決して他の主張発表者が相応しくないということではなく、浦野さんの主張発表に込められた思い、感じるところが、我々研修委員会が伝えたいことと合致し、青年部員にぜひ聞いてほしいと思ったからです。

初めに、浦野さんに実際に本番さながらの主張発表をしていただきました。当時と同じ感情を込めた堂々とした主張発表に、来ていただいてよかったと感謝の気持ちが込み上げました。
主張発表後は改めて自己紹介をしていただき、私との対談に移りました。

浦野さんの発表のテーマは、普段の青年部活動の中で感じたもので、「青年部活動にこれで得るものはあるか?そこに学びはあるのか?」という何か意味をもたせなければならないのではないか?という自問自答に対するものでした。それに対する答えは、

「楽しければそれでええ」

簡単な言葉なんですが、いや、そうだよね、とも思うんです。
これが全てではないのは当然ですし、それではダメだろと思う人もおられます。ですが、今、青年部活動が少し面倒くさいな、あまり参加できてないなという人は入り口がこういう思いで十分です。顔見知りの仲間を増やすのもひとつの仕事です。「人脈は金脈」と浦野さんもおっしゃられてました。仕事も全力、遊びも全力ですね。

違う地域の青年部ですが、住んでいるところが違うだけの同じ商工会青年部だと改めて気づきを得ました。
積極的な質問も飛び交う中で、参加された青年部員の中から「来年度の主張発表、がんばります!」との意気込みも飛び出し、大変有意義な会になりました。
県青連理事としての任期も残りわずかとなりました。最後まで青年部員のためになるように全力で全うしたいと思います。

 島根県商工会青年部連合会  理事(雲東ブロック長) 小豆澤洋二