5月30日、松江市の島根県商工会連合会会議室にて、第2回県青連役員会を開催しました。
対面とリモートを併用し、今期スタートの大切な役員会議となりました。
4月25日に無事終えた県青連総会以降、県青連役員で集まるのはこれが初めて。
会議に先立ち、まずは商工会青年部宣言・誓いの言葉をみんなで唱和。これは前期県青連でも行っていた流れです。
その後、会長挨拶、各役員からの報告と続きました。
自分も前期は石東ブロック長として役員会に参加していて、初めての会議のときはガチガチに緊張していたのを思い出しました。
まさか2年後、自分が県青連会長を務めることになるとは…あの頃は夢にも思っていませんでした。
長いようであっという間だった2年間。また新しい2年がスタートしていきます。今度は「会長」という立場で。
責任の重さを感じつつも、自分らしく、県内の青年部員さんの為にしっかり自分の責任を果たしていきたいと思っています。
今回、新たに県青連役員となった皆さんも、初めてのことばかりで大変だと思います。
でも、僕たちは「県青連役員」という一つのチーム。前期から引継いだスローガンの「Team Simane」の名のもとに、まずは僕たち自身がしっかり団結していきましょう。
今回の会議では、今期初となる委員会協議も行いました。
各副会長にとっては、初めて自分たちで進行する委員会だったので、きっと緊張したと思います。
会長も副会長も理事も監事も、“初陣”ということで、みんな緊張の中での役員会でした。
会議の後には懇親会も開催しました。
役員同士でしっかり交流・意見交換ができて、いい時間になったと思います。
そして翌日は、県内6ブロックのトップを切って石西ブロック大会が開催されました!
石西ブロック大会については、草野ブロック長から報告してもらいますのでお楽しみに!
各ブロック大会には、正副会長がそれぞれ参加させていただく予定です。
各ブロックの青年部員さんとお会いし、交流できるのを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします!
委員会風景
役員会後の集合写真
令和7年5月21日、「サンラポーむらくも」にて島根県青連役員・島根県女性連役員による『合同勉強会』を開催しました。
県青連と県女性連の合同勉強会は今回が初めての開催となります。
勉強会の冒頭では、アイスブレイクとして自己紹介を実施しました。
テーマは「①学生時代の部活や習い事」「②私のストレス解消法」の2つ。
特に学生時代の部活動についての話題は盛り上がり、緊張もほぐれて和やかな雰囲気の中、勉強会がスタートしました。
今回の勉強会では、『商工会ビジョン2025』をテーマに、島根県商工会連合会の藤田課長より、現状から今後5年を見据えた青年部・女性部の役割について丁寧にご説明いただきました。
商工会ビジョン2025について
島根県商工会連合会と県内21の商工会は、令和2年に「商工会ビジョン2020」を策定し、
- 企業の持続的発展支援への重点化
- 地域課題解決への取組推進
- 会員が主役の商工会活動
という3つの柱のもと、さまざまな取り組みを進めてきました。
しかしその後、コロナ禍による経済停滞、物価高騰、デジタル化の進展、制度改革(インボイス制度など)、消費者ニーズの変化など、企業を取り巻く環境が大きく変化しました。
こうした変化への対応が求められたため、令和5年度には実態調査やアンケート、商工会長・職員との意見交換を通して現状を分析し、新たな課題を明確化しました。
その結果、変化に柔軟に対応できる体制づくりの重要性が再認識され、今年度、新たに「商工会ビジョン2025」が策定されました。
このビジョンでは、
『企業を元気にし、地域を守り、地域の未来をつくるために、「会員・役員・職員の3つの力」をひとつにして活動する拠点となる』
ことを基本方針とし、以下の3つの柱を掲げています。
- 企業の持続的発展への取り組み強化
- 地域課題解決への取り組み強化
- 組織基盤の強化
この方針に基づき、県内商工会が一体となって、企業と地域の持続的な成長を目指して活動を進めていきます。
その後のグループワークでは、4つのグループに分かれて「親会との連携強化」をテーマに意見交換を行いました。
柔らかい雰囲気の中、各グループとも活発な議論が展開されました。
最後には、各グループから出た意見を発表。
中でも多く挙がったのは、**「親会・青年部・女性部の交流の場が少ない」**という意見でした。
「お互いの活動をもっと共有する機会がほしい」との声が多く聞かれました。
今回の県青連・県女性連の合同勉強会をきっかけに、県内の親会・青年部・女性部のつながりがもっと深まり、商工会の活動がさらに盛り上がっていけるよう、県青連としても積極的に取り組んでいきたいと思います。
今回の合同勉強会は、県青連役員にとっても多くの学びがあり、有意義な時間になりました。
ご参加いただいた県女性連の皆さま、そして勉強会の準備をしてくださった事務局の皆さま、本当にありがとうございました。
5月9日、香川県琴平町にて開催された
『第1回 中国・四国ブロック商工会青年部連合会長会議・担当者会議』
および
『中国・四国ブロック商工会青年部連絡協議会 令和7年度通常総会』
に、小泉直前会長、中村事務局とともに参加してまいりました。
通常総会に先立って行われた会長会議では、中国・四国ブロック長として2年間務め上げられた小泉直前会長から、任期満了に伴うご挨拶がありました。
各県の会長一人ひとりに丁寧に感謝の言葉を伝える姿に、強い絆と信頼関係が築かれていたことが感じられ、私自身も胸が熱くなりました。
会議の中では、令和7年度に山口県で開催予定の「中国・四国ブロック商工会青年部交流会 山口大会」について、現時点での決定事項や準備状況の共有もありました。
開催県である山口の佐貫県青連会長からは、「参加者がしっかりと交流できる場にしたい」という熱い想いが伝えられ、各県青連としてもその気持ちに応えるべく、自県からの参加促進にしっかり取り組んでいくことを確認し合いました。
そして通常総会では、小泉直前ブロック長から、香川県青連の佐野ブロック長へとバトンが渡され、新たな役員体制がスタートしました。
ブロックとしての活動がしっかりと次の世代に引き継がれていくその瞬間に、島根県青連会長として立ち会えたことに改めて責任を感じ、これからも県内の部員のために力を尽くしていこうと決意を新たにしました。
また、総会後に開催された懇親会には、香川県商工会連合会の篠原会長をはじめ、琴平町の片岡町長、香川県議会の氏家議員、香川県青連相談役の上原様など、多くのご来賓の皆さまにご臨席いただき、盛大かつ温かな会となりました。
その中で、25代のメンバーから小泉直前会長へ、感謝の気持ちが一人ひとりの言葉としてサプライズで贈られました。
思いのこもった言葉に、小泉直前会長も思わず目を潤ませ、会場全体があたたかい空気に包まれた、印象的なひとときとなりました。
その光景を目の当たりにし、「この2年間がどれほど濃密で大切な時間だったか」を改めて感じました。
今を担う私たち26代も、2年後に同じように語り合える仲間でいられるよう、全力で走り抜けていきたいと思います。
この経験と学びを、これからの島根県青連の活動にしっかりと活かし、次の世代へと繋いでいけるよう、引き続き取り組んでまいります!
4月25日に令和7年度の県青連通常総会を無事に終え、新たな県青連体制がスタートしました。
その一歩を踏み出してから約1週間後の5月2日、私・三上と、森山筆頭副会長、井野下副会長、荒木副会長、小泉直前会長、そして中村事務局の6名で島根県庁を訪問し、丸山達也島根県知事を表敬訪問させていただきました。
また同日には、石橋睦郎商工労働部長、平田聖路商工労働部次長、門脇範明中小企業課長とも面会の機会をいただき、意見交換をさせていただきました。
今回、商工会青年部としては初めての知事表敬訪問となり、これも先輩方が長年積み重ねてこられた活動と実績の賜物であり、大変貴重な機会をいただけたことに深く感謝しております。
丸山知事には、日頃より商工会青年部の活動に対して深いご理解と力強いご支援をいただいており、4月25日の総会当日もご多用の中、懇親会から駆けつけてくださり、総会に大きな華を添えていただきました。
表敬の場では私から、今期の県青連として「商工会地域の活性化」と「青年部活動を通じた部員自身の成長」に取り組む決意をお伝えし、将来的には全国大会を島根で開催したいという夢もお話しさせていただきました。
それに対し知事からは、
「商工会は業界横断的な組織であり、業界共通の課題に対応し、次世代を担う経営者としてぜひイニシアチブを取ってほしい」
との力強い激励のお言葉をいただき、大変ありがたく感じております。
また、商工労働部の皆様との意見交換では、全国商工会青年部連合会において2年に一度実施している「青年部実態調査」の島根県版の結果を基に、青年部の現状や課題、県の補助金制度の活用状況などについてご説明いたしました。島根県内では4年連続で回答率100%を達成しており、県内の部員さんのリアルなデータが反映されております。
石橋部長をはじめ、ご対応いただいた皆様からは、調査結果について「非常に興味深く、実態の把握に役立つ」とのご意見をいただき、我々としても調査の意義を改めて実感する機会となりました。
今回の貴重な経験とそこで得られたつながり・気づきを、これからの県青連活動にしっかりと活かし、次代へと継承できるよう、今後も全力で取り組んでまいります!
4月25日に開催された島根県商工会青年部連合会・通常総会において、令和7・8年度 会長に選任されました、美郷町商工会青年部の三上 勝貴(みかみ かつき)と申します。
前期県青連では石東ブロック長を務めさせていただきました。
2年間、前期県青連を経験して、多くの気づき・学び・刺激を受けました。そして、小泉直前会長の、誰よりも青年部・単会を大事に考えて行動する姿勢を近くで見て、自分もこんな会長になってみたいと思い立ち、会長に立候補することになりました。
単会では、副部長、部長を経験させていただきました。
思えば、この頃から本当の意味で自分の青年部活動が始まっていったと思います。
単会の活動で地域の行事を盛り上げたり、青年部主体で夏祭りを開催したり、とにかく一生懸命活動しました。
その活動には、常に青年部の先輩の背中がありました。最初は先輩の真似をしながら活動し、慣れてくると自分なりに考えて行動するようになりました。
多くの先輩のおかげで今の自分があると思います。
青年部は、先輩方がつないでこられた地域への想いを自分たちが受け取り、またそれを後輩たちにつなぐという大切な意味があると思います。
私は、「青年部で迷ったら青年部宣言を読み返したらいいよ。すべてが書いてある」と先輩に教えていただきました。
私は県青連役員になるまで、青年部宣言について深く考えたことがありませんでした。
しかし、繰り返し読み返し、理解しようとするうちに、青年部で大切なことがすべて書いてあると気づきました。まさに青年部の羅針盤です。
「かけがえのない人たちと、かけがえのない地域のために…」から始まります。
僕たち青年部の活動は、それ以上でもそれ以下でもありません。
小泉直前会長が意識されていた言葉です。
私もこの言葉を深く意識して、各単会、青年部員さんのために、2年間誠心誠意努めていきたいと思います。
今期県青連スローガンは、前期スローガンの『Team Simane』を継承しました。
そして「Team Simane」というコンセプトを基に、青年部は次のステージへ進む。という今期の想いを付け加えました。
我々商工会青年部は、毎年様々な活動を通して経験を積み、地域を活性化させ、僕たち自身が青年部に、そして地域に成長させてもらっています。
僕たちの活動は、自分たちの未来、地域の未来に直結しています。
青年部であることに誇りを持ち、45歳までの限りある時間の中で、カッコイイ大人・カッコイイ青年部になりましょう!
その貴重な2年という任期を、新役員の仲間とともにしっかりと県青連事業を運営していきたいと思います。
県内21単会、464名の全部員で次のステージに進みましょう。よろしくお願いします!
⸻
【自己紹介】
三上 勝貴(みかみ かつき)
有限会社三上建設 専務取締役 美郷町商工会青年部所属
昭和61年11月8日生まれ O型 美郷町都賀西出身
地元・邑智高校卒業
広島工業大学専門学校 測量土木工学科(現:土木工学科)卒業
卒業後、有限会社三上建設に入社、今日に至る